大護摩祈願の様子
旧年の御本尊さまの御加護に感謝し辯天さまとの御縁を深め、正しく生きることをお誓いします。新年祭(1日~3日)では、三寺院で参拝者全員に「開運袋」が授与されます。3日には冥應寺で大護摩祈願が厳修されます。
どんどの様子
1月14日の夕刻から、正月の松飾りや注連縄(しめなわ)、旧年に御加護をいただいた御祈祷札やお守りをお焚き上げします。総本山如意寺と冥應寺では、鏡開きした餅をどんどの火で焼いて参拝者に振る舞います。この餅をいただくと、風邪をひかないといわれています。
節分祭の様子
星祭の様子
毎年、総本山如意寺で、2月の立春を前に「古き悪を祓い、新しい福を招く」ことを御本尊さまに御祈願する「節分祭」を執行致します。この日は芸能人の方がゲストとして来られ、境内は大にぎわいになります。演芸が奉納されたあとは、たくさんの福豆が境内いっぱいに撒かれます。聖地と参拝者の心が救われ清まったあと、「星祭護摩祈願」が厳修されます。
遷神祭の様子
昭和42年2月15日、御本尊さまの御意志に従って、宗祖さまは永遠の世界に遷られました。以後、辯天宗では、この日に宗祖さまのおことばを拝聴し、信仰の精神をお誓いする「遷神祭」を行っています。
彼岸会の様子
「祖先を粗末にしてはなりません」(宗祖さまのおことば2)に添って、辯天宗では特にご先祖さまを大切に敬い、感謝の心でご供養させていただくことを説いています。彼岸会には参拝者全員で観音経を読誦し、ご先祖さまに感謝を表してご供養します。
桜の名所として市外からも多くの人々が参拝する辯天宗冥應寺では、春には約500本のソメイヨシノやシダレザクラが咲き誇り、境内をうす桃色に染め上げます。舞い散る花びらの中を歩く「桜のトンネル」は昼夜問わず多くの参拝者が訪れ、美しい桜を眺めながら散策を楽しみます。桜開花期間中に行われる夜間のライトアップでは、夜桜が色とりどりのライトに彩られ、昼間とは異なる優美な雰囲気を醸し出します。
生誕祭の様子
宗祖花御堂
4月1日に冥應寺で、宗祖さまをお遺わしになられた大辯才天女尊さまに感謝を捧げる行事です。春の花々で飾られた花御堂の「宗祖御幼少像」に甘茶をそそぎ、宗祖さまの御生誕をお祝いします。
春季大祭の様子
昭和9年4月17日、宗祖さまが大辯才天女尊さまから天啓を享けられた日にちなむ儀式行事です。
昭和9年4月17日、宗祖さまが御本尊さまから天啓を享けられた日に、三寺院において祈りを捧げる行事です。御本尊大辯才天女尊さまは「水の心を心とせよ。水の心のある所、辯才天は、常にそなたとともにあって現世苦業を滅するであろう」と告げられ、宗祖さまは御本尊さまのうつしみとなられました。
お水替え祭の様子
年に一度「水の恵み」に感謝し、御本尊さまに御加護を祈る儀式行事です。総本山妙意寺の御本殿まわりにある御神池で「お水替え」が執行され、併せて、七夕にちなんで色とりどりの短冊に願い事を記し成就を祈る笹祈願が行われます。翌早朝、吉野川河畔で笹流し祈願を行います。
笹祈願の様子
きゅうり加持の様子
人の身体に見立てた”きゅうり”に護符を納め、病を封じ込める修法。酷暑を無事に過ごせるようにと、僧侶が1本1本のきゅうりに祈りを込めます。
夏祭の様子
花火の様子
冥應寺の夏祭で行われる茨木辯天花火大会は昭和31年、丸善石油社長、故和田完二氏が、多忙を極める宗祖さまと地域市民に花火を楽しんでいただこうと奉納したのがこの花火大会の始まりです。今では市外からも数多くの人々が聖地を訪れ、北摂地域の夏の風物詩となっています。また、本殿での「夏祭祭典」をはじめ婦人部による踊り・智辯学園ブラスバンド部による奉納行事が行われます。
灯ろう流しの様子
夏に忘れてはならないお盆の行事です。「うら盆会」では、如意寺の祖霊殿で「先祖供養法要」が執り行われた後、ご先祖をお見送りする灯ろうが吉野川に流されます。夜空を飾る花火にも彩られて、とても美しい風景が見られます。
秋の彼岸会の様子
春の彼岸会同様、秋の彼岸会を執行してご先祖さまへの感謝を捧げます。
秋季大祭の様子
昭和8年、宗祖さまが天啓を享けられる前に、病気を通じて大辯才天女尊さまと不二一体であることを悟られたことにちなむ儀式行事です。春季大祭と同じくあらたかな儀式で、2日間とも秘法大護摩祈願が行われます。
御本尊さまにお仕えしている十五童子さまのお働きに感謝を捧げる儀式行事です。この日は年に1度、冥應寺本殿の内陣に入り、お祀りされている十五童子さまを奉拝することができます。
水子供養大法要は、水子供養塔に奉祀されている水子の霊を供養する儀式行事です。
毎年11月、子どもの成長を祝い、健やかなる成長を祈願して「七五三祭」を行います。「七五三祭」に参拝した子どもたちは、宗祖さまの祈りが込められた「御神鈴」で祈願が行われ、御本尊さまのお守りと千歳飴が授与されます。