辯天宗では、総本山如意寺(奈良県五條市)、冥應寺(大阪府茨木市)、東京別院(東京都渋谷区)の三寺院において、春の彼岸会法要が執行されました。
それぞれの寺院において、ご供養される方々の姿があふれました。
辯天宗では、春の彼岸会の中日は総本山如意寺で執行します。暖かな春の陽気に包まれる中、大勢の方が参拝されました。
管長猊下(中央)、宗務総長(左)をはじめとする僧侶らが1体1体塔婆に書かれている戒名を読み上げ、ご供養します。この間、参拝者の方々は『観音経』を読誦されています。
ご先祖さまに感謝の祈りを捧げ、焼香する参拝者の皆さん。
法要終了後には、家内安全・息災延命が祈願された「千部経」のお札と供養の黄白餅が参拝者に配られます。
如意寺祖霊殿での法要の後、宗祖さまの御廟でおつとめが行われました。
第一世管長猊下の墓前。
昨年、遷化された第二世管長猊下の墓標に水をかけられる管長猊下(右)と宗務総長。
永代納骨堂でのおつとめ。
御廟礼堂を退堂される管長猊下。
辯天宗物故信者供養塔でのおつとめ。
東京別院では宗務総長御導師の元、多くの参拝者が『観音経』を読誦し、ご先祖さまに供養の祈りを捧げました。
法要の様子。
春の彼岸会法要の結願は、冥應寺で執行されます。
冥應寺では、祖霊殿・水子供養塔・万国戦争受難者慰霊塔の3カ所で供養の祈りが捧げられます。
チーン チーンと鈴(リン)を鳴らし、ご先祖方の戒名を読み上げられる管長猊下。
本殿に入りきらないほど多くの方が参拝されました。
焼香でけむる本殿。
法要の後に配られる「千部経」のお札と黄白餅をいただいて、幸せな表情の参拝者。 祖霊殿の法要の後は、水子供養塔へ。
いつも水子の御霊を見守っておられる慈母辯才天に感謝の祈りを捧げます。
辯天宗婦人部による「安らなれ水子の霊」奉唱。
奉祀室の全室に向けて僧侶が立ち、水子の御霊に祈りを捧げます。
万国戦争受難者慰霊塔での法要の様子。