天啓の日とは、宗祖さまが大辯才天女尊さまから、「辯才天の顕神、身代わりとなって、現世にあって、人の苦しみ、悩みを救うがよい」との啓示を享けられた日(昭和9年4月17日)のことです。
辯天宗では毎年、4月17日に三寺院で「天啓の日」のおつとめを執り行います。
85年祭では、宗祖さまが天啓を享けられた場所である、杖櫻山十輪寺で御本尊さま・宗祖さまへの感謝の法要を執り行いました。
信者一同が合掌する中、大森光祥管長猊下(緋色の衣の方)、大森寛祥宗務総長(管長猊下の前)が入堂されます。
「天啓の日」記念法要のおつとめ。
管長猊下がお諭しに立たれました。参拝者一同が合掌一礼します。
「天啓の日」に際し、御本尊さま・宗祖さまに向ける感謝の心をお諭しされる管長猊下。
十輪寺の御本尊である地蔵菩薩さまに祈りを捧げられる管長猊下と宗務総長。
十輪寺境内では多くの辯天宗の信者が参拝し、感謝の祈りを捧げました。
「辯天さまと宗祖さまのお出会いによって救われた私たちです」と、天啓への深い感謝の思いを捧げる辯天宗役員の方々をはじめとする信者たち。
十輪寺住職 大森圭祥さまに目録を贈呈される管長猊下。
天啓を享けられた場所を囲み、管長猊下を待つ参拝者。
十輪寺の門の外から手を合わせる参拝者。
「チーン」と響く印金の音で職衆が入りました。
管長猊下が入られました。
「天啓」を享けられた場所の前でのおつとめ。
十輪寺だけで見れる宗祖さまの花御堂が設置されています。
宗祖さまの花御堂。
十輪寺檀家総代の皆さん(逵本稔さま(前列奥)、小籔良彦さま(前列手前)、岸場正治さま(後列奥)、岡松縁さま(後列中央)、田野瀬俊夫さま(後列手前))。
僧侶のおつとめの様子を見守り、手を合わせる参拝者。
おつとめを終えられました。
大森圭祥さまがごあいさつされました。
大森圭祥さま
天啓の場所で、参拝者にごあいさつされる管長猊下。
大辯才天女尊さま・宗祖さま、そして十輪寺に感謝をのべられる管長猊下。
花御堂に散華される管長猊下。
続いて宗務総長。
参拝者が1人ずつ宗祖さまに感謝を込めて散華をしました。
コンペイトウのような可愛い花が散華された花御堂。
お花が大好きだった宗祖さま。色とりどりのお花で作られた花御堂の中で、参拝者から真心の散華を受けられ、お喜びのことだったでしょう。
参拝者一人一人に参拝記念のお菓子を渡されるのは、十輪寺住職夫人 大森昌美さま。
十輪寺檀家総代の皆さんに、笑顔で御礼をのべられる管長猊下(奥左)と宗務総長(奥右)。
御本尊奉拝にはこの日も多くの方々が訪れました。
奉拝の順路を守り整然と進む参拝者の皆さん。
塗香と丁子を受けとり、御本殿へ向かいます。
皆さん、静かに進んでくださいました。
参拝者は、奉拝するまでに僧侶が唱える声明で六根の「耳」を清めます。
この日は管長猊下が声明をお唱えされました。
管長猊下の声明を聴きながら、御本殿へ向かう参拝者。
夕方、境内の様子を見に外に出られた宗務総長。すぐに信者さんが集ってきます。