宗祖霊顕85年祭第二日の4月14日、「稚児練り供養大法要」が執り行われました。
午前11時。五條市野原にあるちべん保育園から総本山如意寺まで約1kmの道を、子どもたちが稚児の衣装をまとい、家族らと一緒に華やかに練り歩きました。
お練りの行列は300名のお稚児さんのあとに輿に乗られた宗祖稚児像、第三世管長大森光祥猊下、大森寛祥宗務総長が続き、85年祭をお祝いしました。
午前9時。ちべん保育園で受付が始まりました。
予約していた稚児衣装を受け取ります。
園内で衣装と冠を着けてもらう子どもたち。
女の子はお化粧もしてもらいました。
ちゃんと冠がついているかな?
パパとママ、2人で確認。
お稚児さん姿で「はい、チーズ」
管長猊下と記念写真を撮っていただくため、ひな壇に並ぶお稚児さんたち。
家族がカメラ、ビデオ、スマホを持ってお稚児さんを見守ります。
管長猊下と笑顔でことばをかわす=左から=(株)山本本家代表取締役山本陽一氏、太田好紀五條市長。
お稚児さんに囲まれ、笑顔の管長猊下。
写真撮影の後、管長猊下と宗務総長のお二人からお加持を授るお稚児さんたち。
シャンシャンシャン…。
錫杖の音のトンネルをくぐります。
赤ちゃんもお稚児さん姿でお加持を授かりました。
「幸せになってね」
長い行列が続きました。
午前11時。山伏の法螺貝の音と共に稚児行列が出発しました。
紋付・袴で先頭を歩くのは太田市長と山本陽一氏。
行列に向かうお稚児さんたち。
お父さん、お母さんらに手をひかれて歩くお稚児さんたち。
みんなで仲良く練り歩いています。
この日は雨が心配されていたので、子どもさんの数だけ傘を持っているやさしいお父さん。
烏帽子は傾いていないかな。
奉祝提灯が並ぶ五條市野原の街を行列が進みます。
宗祖稚児像のお練り。
総本山如意寺に到着し正門をくぐったお稚児さんたち。
テントの中はお稚児さんでいっぱい。
宗祖稚児像が輿に担がれ正門をくぐられました。
本堂前に向かいます。
管長猊下が到着されました。
本堂前で庭儀が執り行われました。
庭儀を終え、本堂へ向かわれる管長猊下。
お稚児さんが御本尊さまの奉拝に向かいます。
塗香(ずこう)で身を清め、丁字(ちょうじ)を口にくわえます。
御本尊奉拝。生まれて初めて奉拝するお稚児さんがほとんどです。
正座して御眞言7反をお唱えするお稚児さん。
奉拝を終え、御本殿を後にします。