人は、生まれた年(1歳)から、年ごとにめぐる星=「九曜星」(くようせい)の気を受けて過ごしています。良い星(白星)、悪い星(黒星)、良し悪し混合(半白半黒)など9つあり、それぞれの星は必ず9年に一度巡ってきます。黒星は、星の中でも特に力が大きく、私たちの運勢に大きく影響を与える星で、9つ中3つあります。
星にはもう一つ、「九星」(きゅうせい)があります。「九星」は、生まれたときに決まるもので、これも9つあります。
私たちはいずれかの星を持ち、それぞれ毎年、その年における吉方位と凶方位が示されます。
中には、「八方塞がり」と言われる、すべての方位が塞がれて身動きができないという年もあり、この年は旅行や引っ越しなど大きな動きは避けた方がよいとされます。
「星祭護摩祈願」は、「九曜星」・「九星」の両方の星を供養し、辯天さまの御守護をいただいて災厄を祓っていただくものです。
星は毎年変化します。
白星の年には運気の継続と、順調からの油断や傲慢の心で運勢を落とさないように。
黒星の年には災いなく、運気をいただけるように。また、旅行や出張などの移動や引っ越しの際、方位の影響で悪事災難に遭わないように。
あらたかで強い御力を持たれる辯天さまの星祭護摩祈願で星を供養していただいて、無難に一年をお過ごしください。
◇令和7年に「九曜星」が黒星にあたるのは、「九星」が二黒土星、七赤金星、八白土星の方です。この中で八方塞がりとなるのは二黒土星です。
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